消費者金融の利用経験が、ろうきんの審査に影響する可能性あり!
金利の低さを一番に求めるのなら、ろうきんからの融資であろう。住宅ローンなどの高額になるローンから、個人向けの少額融資まで、幅広い範囲の金額の融資を受けることが可能です。ろうきんの審査には、それなりの期間を必要とします。即日融資を考えているのなら、消費者金融や銀行からの借り入れを考えた方が良いのですが、金利だけを見た場合、ろうきんが一番だと言えます。
ろうきんとは、労働組合・生活協同組合などが会員となる非営利組織のことをいいます。銀行や消費者金融とは異なり、自社の利益を探求していないので、低い金利で融資を行ってくれます。また、会員であれば誰もがローンの申し込みを行うことが出来ます(非会員でも申し込み可能)が、融資の審査には、所属団体の確認を必要とするので、時間は銀行などと比べてかなりかかってしまいます。
このろうきんからの融資の注意点ですが、借りたお金をおまとめ目的での利用することは決して出来ないという点です。サラ金や銀行から既に借り入れがあった場合、ろうきんからの借り入れに一本化することは出来ませんし、乗り換えも行えません。
その為、既に、消費者金融から借り入れがある場合は、ろうきんの審査はかなりハードルが上がってしまいます。現実的に考えて、まず審査に通らないと考えた方がよいかもしれません。
それでは、「消費者金融からの借り入れを完済した後」ならどうでしょう。
残念ながら、この場合でも審査は厳しくなります。消費者金融に申し込みを行った事実や、利用をした事実は記録として残ってしまいます。この情報を、ろうきんが審査の段階で知ってしまった場合、審査に落ちてしまう可能性大だと言えます。
ろうきんは、金利の低さに魅力を感じてしまいますが、消費者金融の利用がある人を良しとしない風潮があります。消費者金融や銀行は、営利目的でお金を貸しますので、他社からの借り入れの経験がある人間の方が、審査に通りやすい場合があります。これは、ちゃんとした返済実績があり、借り入れを行ってくれると判断をするからです。
自分も最初から、ろうきんの存在を知っていれば、ろうきんから借り入れを行っていたと思いますが、既に銀行系のカードローンを組んでいるので、ろうきんには申し込み難い状況になってしまっています。
消費者金融の利用実績が上がれば上がる程、営利目的の金融機関からの信用は増すことでしょう。しかしながら、ろうきんからのような非営利団体からの信用が上がることは決してありません。銀行、消費者金融、ろうきん。全て、融資を受ける際は、審査が必要になりますが、ろうきんは少し特殊だと言えます。